厳しい暑さもだいぶ和らいだ2020年のシルバーウィーク、今回は栃木県のナラ入沢渓流釣りキャンプ場へといってきましたのでレポートと攻略のポイントを解説していきたいと思います。
◼️目次
ナラ入沢渓流釣りキャンプ場ってどんなとこ?
ナラ入沢渓流釣りキャンプ場は、栃木県日光市上三依にある標高約750mの位置にあるキャンプ場です。
国道121号線から林道へと逸れてしばらく山を登ったところにある場所の為、とても自然豊かで静かな場所にあります。
また、釣堀施設でもあるため山女・岩魚・虹鱒など渓流の魚を釣る事ができ、釣った魚はその場で焼いてもらったり腸を取ってもらいキャンプサイトにもどって焚き火をしながら自分で焼いて食べることもできます。
ホームページ
利用料金
サイト使用料:5000円+(中学生以上一人800円・小学生以上一人500円)
バイク(一人):2500円
チェックイン・チャックアウト
チェックイン:13時
チェックアウト:11時
シャワー・お風呂
無し(提携入浴施設有り)
利用方法
ナラ入沢渓流釣りキャンプ場は予約制のため、ホームページより必ず予約をしてからの利用になります。
キャンセル料も一週間前から発生せいてしまうため当日の天気等考慮し早めに決断しましょう。
こちらがキャンプ受付の場所になります。
ナラ入沢では、サイトの場所は早い者勝ちなります。
まず受付を済ませてから空いている好きなサイトを選び、その後で場所を申告する形式になります。
ここで攻略ポイントその1
冒頭でチェックイン時間が13時と書きましたが、実は早くて11時にチェックインができます。
これはホームページには記載されていませんが実際行くと受付は11時には開始されていて、サイトが空いている場合は受け付けを済ませ早くて11時にはサイトにテントを張ることができます。
チェックインが13時からといってその時間にくると良いところは取られていたなんて事がありますので早めに到着していることが攻略のポイントとなります。
ナラ入沢渓流釣りキャンプ場の設備
次にナラ入沢渓流釣りキャンプ場の設備を紹介していきたいと思います。
全体Map
こちらが施設の全体MAPになります。
ナラ入沢渓流釣りキャンプ場は炊事場が2箇所、トイレが一箇所しかありません。
そしてMAPでは分かりにくいですが敷地はかなり広大です。
特にトイレは受付等がある山小屋横一箇所しか無い為、第二オートサイドからだとかなり距離があるので注意が必要です。
子供がいるファミリーキャンプ等はオートサイドエリアをおすすめします。
トイレ棟
そしてこちらがトイレ棟になります。
ウォシュレットでは無いもののものすごく綺麗です。
内部は土足禁止になっておりスリッパに履き替えるシステムなのですがはっきりいって今まで私が利用したキャンプ場のトイレの中で一番綺麗で、虫等の死骸も殆ど見られない位綺麗に清掃、管理されていました。
また、コロナ過という事もあり洗面台にはハンドソープや消毒用アルコール等も完備されていてとても気持ちよく使用する事ができました。
炊事棟
そしてこちらがメインの炊事棟です。
やはりこちらもかなり几帳面に清掃・管理されているのかものすごく綺麗でした。
こちらはオートサイト上の第二炊事棟。
やはりこちらもとても綺麗です。
山小屋
こちらは山小屋。
山小屋はナラ入沢渓流キャンプ場の中心的建物で主に飲食物を扱っていたり入り口横では釣堀の受付や軒先では釣った魚を焼いてくれたりしています。
始めに中から。
中では飲食物の販売を行っています。
メニューは蕎麦やうどん、ご飯類やその他諸々おつまみからお酒まで結構色々なメニューがあります。
私は今回お昼にざる蕎麦を頂きました。
一泊キャンプは結構忙しいので初日のお昼や帰り撤収後のご飯など手抜きが出来るのが素敵です。
そしてざる蕎麦美味しかったです。
軒先ではおじさんが大量の魚を焼いてくれています。
どれが誰のかわかるのだろうか・・・・。
釣堀
そして建物手前での釣堀受付。
コースは2種類で上の写真通り。
グループキャンプで行った時は時間釣りで上限一杯12尾釣りたいところですが今回は娘と二人、そんな釣っても食べられないので重さ釣りで3匹だけ釣る事にしました。
水が綺麗です。
山女・岩魚・虹鱒がエリア別に分かれておりどれでも好きに選んで釣ってOKです。
今回は岩魚を狙います。
そして竿をたらした瞬間・・・
秒でHIT。
さすが釣堀、本日のメインイベントが数分で終わってしまいました。
型も良くとても綺麗な岩魚ちゃん。
命の尊さと食の有り難さを勉強し今晩の一品になって頂きました。
川遊び場
場内には川遊びが出来る場所もあります。
流れが緩やかになるように調節されていて深い場所もないので小さなお子供が遊ぶにはちょうど良い場所になっています。
施設主催キャンプファイヤー
夜19時からは山小屋前でキャンプファイヤーが行われていました。
子供たちが集まってわいわい楽しそう。
キャンプサイトでは花火は禁止ですがキャンプファイヤーの周りのみ手持ち花火に限り花火をしても良いルールなので皆花火とキャンプファイヤーを楽しんでいました。
シャワー・お風呂
ナラ入沢渓流キャンプ場内にはシャワー棟・入浴施設は有りません。
その代わりキャンプ場と提携して車で15分~20分程の所にある『ホテルおおるり』の温泉を500円で利用する事ができます。
こちらを利用する場合は受付時に申告し、キャンプ場にてチケットを購入して利用する事ができます。
また、同じく15分~20分ほどで塩原温泉郷に行くことが出来るためその周辺にある日帰り入浴施設を利用する事も出来ます。
塩原温泉郷には日帰り入浴が可能な施設がたくさんある為ゆっくり天然温泉を楽しむことができます。
各サイト紹介
オートサイト
こちらがオートサイトです。
広さや区画の形は各サイトによって多少ばらつきが有る印象です。
そしてここで攻略ポイント2
ナラ入沢渓流釣りキャンプ場ではメイン通り沿いには街灯が設置されていて真っ暗になる事が無いので夜でも安全にトイレまで行くことが出来ます。
しかしここでのポイントは、夜でもメイン通り沿いはずっと明るいということです。
ここはキャンプ場、夜は焚き火の炎やランタンの光を楽しみたいという方、または暗くなくては眠れないという方は必ずメイン通りから離れ、出来るだけ奥側のサイトを確保することをおすすめします。
そしてこのオートサイトはやはりファミリーキャンパーの使用率が断然高いです。
無邪気な子供の声やファミリーやグループのわちゃわちゃした会話等煩わしく感じる方にはあまりおすすめとは言えないでしょう。
フリーサイト
こちらはフリーサイトです。
人数制限をしてるのかいくらか余裕があるように見えます。
こちらのサイトは主にグループでのキャンプに向いていると思います。
(※2020年9月現在コロナの影響でナラ入沢では2グループ以上のキャンプは禁止となっています。)
第二オートサイト
こちらは第二オートサイトです。
ここまで来るとトイレまではかなり遠くなります。
炊事棟は第二炊事棟があるのでそこまで苦ではないと思いますが小さな子供がいるファミリーキャンプには不向きといえるでしょう。
メリットとしては静だということでしょうか・・・。
まとめ
今回行ったナラ入沢渓流釣りキャンプ場は、とても施設の管理が行き届いた今まで行ったキャンプ場の中でも特に清潔感あるキャンプ場でした。
シャワーや入浴は外に行かなければいけないもののそこは塩原温泉郷という素晴らしい温泉街の近くなだけに逆にプラスに捉えるべき事だと思います。
押さえておくべき攻略ポイントとしては、チェックインは11時には現地に到着しないと良い場所は取れないという事と、オートキャンプサイト以外はトイレが遠いいという事、オートサイトの中でもメイン通り沿いは夜も明るい為、奥側のサイトを狙って取るという事でしょう。
それと最後に気になった点は、全体的にファミリーや初心者、大学生のグループ
が目立つキャンプ場でした。
キャンプのマナーを知らないのか夜遅くまで騒いでいたり人のサイトを平気で横切る等わりとマナー違反のキャンパーが多かった印象です。
静かにキャンプをしたいキャンパーには少々ストレスがたまるかなという印象でした。